家庭医とは、「あなたとあなたの家族の専門医」です。
「患者さま」「ご家族さま」「地域のみなさま」に常に寄り添います。
日本プライマリ・ケア連合学会 制作ビデオが、2016年6月11日に公開されました。
家庭医の専門性や守備範囲、活躍の様子の紹介です。
気軽に何でも相談でしやすい診療所を作っていきます。
赤ちゃんから年配の方まで、ご家族すべての方のよくある疾患を中心とした全科医療を提供します。
健康問題間の関係性にも配慮しつつ、予防や治療、生活支援まで一人一人のニーズに合わせて対応します。健康問題が整然と臓器別に並んでいることは少なく、様々な臓器にまたがり複雑に絡み合っていることがあります。また、各分野の境界域の問題もあります。そのような問題に対応するためには幅が広く、かつ一定の深見を持った対応が必要となります。
家庭医療科が適切な役割をはたせば患者さまは、一つ一つ別の診療科を受診する必要がなく、時間的にも費用的にも効率がよいです。また問題を患者さまが自覚していないこともあり、潜在的な健康問題をみつけ適切に介入することも可能となります。
福祉サービスも含めたヘルスケアチームを活用し、各領域の専門家との適切に連携し医療を提供していきます。
ゆりかごから墓場まで病気のときも健康なときも患者、家族、地域の物語を継続性をもって傾聴しケアを提供しつづけます。病院や施設ともカンファなどを通じて、継続的なケアに関わっていきます。
主治医として患者さまの信頼をえるためにあらゆる努力をします。
スタッフの生涯教育などを通し、診療に対する質の向上をめざします。
わかりやすい説明をこころがけます。